クローズドテストを開始して数日たった後、Play Consoleの表示が変わり、「14日間がリセットされた」と感じる場合があります。
重要なのは、アプリを最初に公開した日ではなく、12人以上が継続してオプトインしている期間です。
12人目の参加日が基準になる
例:
| 日付 | 参加人数 |
|---|---|
| 8月1日 | 5人 |
| 8月3日 | 10人 |
| 8月5日 | 12人 |
この場合、12人以上の状態になったのは8月5日です。最初の5人が参加した8月1日から14日を数えるとは限りません。
募集開始日と条件達成日を分けて記録してください。
原因1:途中で12人を下回った
途中でテスターが退出したり、対象リストから削除されたりすると、12人以上の継続状態が崩れます。
- テスターが「テストプログラムを終了」を押した
- Googleグループから退出した
- 開発者がメールリストを編集した
- アカウント変更のため登録し直した
12人ぴったりではなく、離脱に備えて余裕のある人数を維持します。
原因2:オプトイン完了日を誤認している
メールリストへ追加した日を参加日として記録しているケースです。
実際には、テスター本人が参加リンクからオプトインした日を確認する必要があります。
管理表には次を分けて記録します。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 招待日 | メール登録・リンク送信日 |
| オプトイン日 | テスターが参加完了した日 |
| インストール日 | Playストアから導入した日 |
原因3:別トラックを見ている
内部テスト、複数のクローズドトラック、オープンテストを運用していると、別の画面を確認している場合があります。
- アプリ名
- パッケージ名
- トラック名
- テスターリスト
- リリースversionCode
をセットで記録します。
原因4:テスターリストやグループを変更した
テスト期間中に、別のメールリストへ切り替えたりGoogleグループを作り直したりすると、参加対象や状態が変わります。
重大な理由がなければ、14日間の途中でテスター設定を大きく変更しない方が管理しやすくなります。
追加する場合も、既存の参加者を削除しないよう注意します。
原因5:Play Consoleの表示更新
画面の文言や進行表示は、処理や再集計により変化する場合があります。
表示が変わったときは、次を保存します。
- 変更前後のスクリーンショット
- 日時
- 参加人数
- テスターリストの変更履歴
- リリースの公開履歴
すぐにトラックを作り直すのではなく、事実を整理してください。
アプリを更新するとリセットされる?
同じクローズドテストへ新しいversionCodeを公開する通常の更新は、テスト期間中にも行えます。
ただし、更新時に次を変えると別の問題が起きます。
- パッケージ名
- 対象トラック
- テスターグループ
- 対応端末
- 配信対象国
テスターが最新版を取得できているかも確認します。
アンインストールでリセットされる?
アプリのアンインストールとテストプログラムからの退出は別操作です。
ただし、長期間インストールしていない状態や利用実態の不足は、テストの質に影響します。テスターには参加状態を維持し、実際に操作してもらいます。
リセットを防ぐ管理方法
募集人数に余裕を持つ
12人が必要なら14〜16人程度へ依頼します。
毎日確認する項目を絞る
- Play Consoleの参加人数
- 新規参加者
- 退出報告
- インストールエラー
- 更新版の取得状況
テスターへ途中退出を避けるよう伝える
Google Playのテストプログラムは、完了連絡まで退出しないようお願いします。
アプリを削除したい場合やアカウントを変更したい場合は、先にご連絡ください。
状況が不明な場合
- 12人目のオプトイン日を確認
- 現在の参加人数を確認
- 途中離脱者を確認
- テスターリストの変更を確認
- 正しいトラックか確認
- 数日分のスクリーンショットを比較
- Play Consoleの案内を確認
まとめ
14日間がリセットされたように見える主な理由は次のとおりです。
- 12人目の参加日を開始日と認識していない
- 途中で12人未満になった
- オプトイン日と招待日を混同した
- テスターリストを変更した
- 別トラックを確認した
- Play Consoleの表示が更新された
人数自体が増えない場合はテスター人数がカウントされない原因へ進んでください。
一次情報
公式参考資料
Google PlayやFirebaseの画面・要件は変更される場合があります。公開作業の前に、リンク先の最新情報も確認してください。